金の話しをしようか。

クラウドファンディングで資金を集め、さまざまなチャレンジを行うVtuberが増えています。企業初で多額の資金を集めるケースが先行していたものの、個人が主導するプロジェクトや、プロジェクトの目標が多様化しているのがポイントです。

今回はVtuberのクラウドファンディング活用事例や、そもそもクラウドファンディングとは何かといったお話。面白事例なんかも紹介しますよ。

そもそもクラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとはインターネットなどを通じて不特定多数の人からプロジェクト実行などの資金を調達する手法です。

群衆(crowd)と資金調達(funding) をあわせた造語で、資金調達能力が低い個人やベンチャー企業などが利用するケースが多くなっています。製品の開発コストを集めるためであったり、イベント開催のためだけでなく、学術系で研究資金を集めるクラウドファンディングなんかもあったりします。

真面目な内容だけでなく、ジョークそのもののクラウドファンディングが成立した事例もあります。

ユニークなクラウドファンディングの事例

世界初!焼きペヤング専用ホットプレート

https://readyfor.jp/projects/peyoung

最近国内で話題になったものの一つに、「カップ焼きそばは焼いていないから焼きそばじゃない。だから、カップ焼きそばを焼くホットプレートをつくろう!」なんてプロジェクトがありましたね。

こちらは目標額50万円に対して517万円の資金調達に成功しています。

発想の勝利ですね。

『π』型の『パイ』 を焼こう

海外だと円周率でおなじみの『π』型の『パイ』を焼くための調理器具を作りたいという駄洒落プロジェクトに17,542ドル(約190万円)が集まったりとか……

Pi Pie Pans: The Geekiest Way to Bake a Pie

動画はこちら↓

https://ksr-video.imgix.net/projects/264816/video-273652h264_high.mp4

なんと、動画のプレゼンがついていたり。宣伝動画あるとプレゼンが伝わりやすいという例でもあります。

太陽光エネルギーを利用する海水淡水化装置を実現したい!

https://academist-cf.com/projects/97

学術系だと、海水の淡水化装置を実現したいとか、研究開発のための費用を集めるものもあったりします。砂漠化が進む地域の水問題解決に役立つ可能性があります。

こんな感じで色々な用途に使われているのですね。ちなみに、意味もなくただ穴を掘るだけのプロジェクトが1000万円以上の資金を集めたりとか、世の中にはいろんな事例があったりします。

Vtuberとクラウドファンディング

さて、Vtuberとクラウドファンディングの関係ですが、資金不足の個人が新たなチャレンジをするために資金を集めるケースが目立つようになっています。

クラウドファンディングに否定的な人もいますが、Vtuberといっても抱えた事情は人それぞれで、病気などの関係でまともに働く手段が見つからず、表現の場でしか生きるしかないなんて人もいたりします。

また、クラウドファンディングを成功させるということは、ほかの個人Vtuberにも希望を与えることだったりもします。なぜなら、「誰でも利用できる」のがクラウドファンディングの魅力でもあるからです。

ただし、「誰が、どんな目的で資金を集めるか」は重要で、全く資金が集まらなかった例も数多くあります。基本的にファンなどがいない状態であればゼロベースでプレゼンを行う必要がありますが、「プレゼンに魅力がなければお金は全く集まらない」のですよね。

もちろん、失敗の経験を生かして次に繋げるなど方法もありますが、「安易にお金を集められるわけではない」事に注意。ジャンルは違うものの、プロジェクトに全く資金が集まらないまま公式ページに履歴が刻まれることになり、各種SNSのアカウントまで削除した人などもいます。

失敗例がある一方で新しい活用事例も徐々に増えているので、今回は成功例を中心に紹介します。

みみたろう

Twitter YouTube

クラウドファンディング発のVtuber。クラウドファンディングで資金を集め、クラウドファンディング初完全オリジナルVtuberを誕生させることに成功。

企画を行ったのはニコニコ動画の投稿主としても有名なアルティメット・ハイさんで、600万円を超える資金調達に成功している。当たり前の話ではあるものの、普通の個人がこの金額を集めるのはほぼ無理。

すでにオフラインベントも行っていて、テレビ局の取材も受けている。

取材の内容は2月9日放送予定のマツコ会議でその様子が放映される予定。

マツコ会議 2/9放送回 予告ページ

https://www.ntv.co.jp/matsukokaigi/articles/6zcse6ztxhp3tze2m.html

オフラインイベントの様子はゲストとして参加した渋谷ハル君のアーカイブからもチェックできます。

Vtuber向けのイベントスペースとして利用された『 vGarden』の情報は下のリンクから。

Twitter 公式ページ

五十嵐イツツ

Twitter YouTube

ゲーム発のVtuberデビュープロジェクト。同人ゲームソフトがプロデュースするVtuberで、プロジェクト達成でデビューが決まるのが特徴。

失敗してもゲーム上では存在し続けるため比較的『心臓に優しい』プロジェクトでもあります。2月2月開始から1週間立たずに50%を超える支援を集め好調なスタートをきっている。

2月8日現在、残り日数は25日。

クラウドファンディングはスタート時と終了間際に資金が集まりやすい傾向があるため、今後にも注目。

プロジェクトページは↓のリンクから。

https://camp-fire.jp/projects/view/123081

ゆめのわたし

Twitter YouTube

IRIAM公式Vライバー 

プロデューサーが突如仕事をやめてしまったため、プロジェクトが宙に浮いてしまい強制的に個人勢に。自分の存在をかけたクラウドファンディングに挑み、2日で目標額を達成、最終的には220%を超える支援を集めることに成功。

クラウドファンディング開始時のチャンネル登録者数は1000名を切る状態だったものの、高額プランから売り切れになるなどファンとの絆を見せつける結果に。順調に登録者も増えていて、今後の活躍が注目されるVtuberの一人。

プロジェクトページ

https://camp-fire.jp/projects/view/109635

メタモルフォーゼ

Twitter YouTube

3D男性Vtuberのプロデュースプロジェクト。4人の男性Vtuber3Dで誕生させるという大規模プロジェクトであり、最終目標は男性Vtuberの事務所を作ること。

実際にモデリング経験があり、Vtuberのプロデュース経験があるPast@氏が、Vtuber業界の転換点になることを目指し『メタモルフォーゼ』の名を冠したプロジェクトを始動。

目標金額130万円に対し、170万円を超える資金調達に成功男性Vtuberへの期待の高さ運営の誠実な情報発信が評価された結果に。

和泉さんえぬじんさん、 大神 真白さん 、ベッラ・パスタさんが3Dになる予定で、 大神 真白 さんはすでに2DでVtuberとして活動中。えぬじんさんはニコニコ動画で活動を行っていてMMDモデルの配布も行っている。

電波ちゃん

Twitter YouTube

個人Vtuberの3D化プロジェクト。開始翌日に50万円の目標額を達成、現在ストレッチゴール(第二・第三目標)を目指して爆走中。

特徴はファンやVtuberを巻き込むのがうまいこと。クラウドファンディングを盛り上げるための工夫を随所にちりばめられていて、TwitterのTLを見るとその熱量が良くわかります。

個人ではかなりハードルが高い3Dモデル化に期待。

プロジェクトページはこちら↓

https://camp-fire.jp/projects/view/121194#menu


バーチャルマーケット

Twitter 公式サイト

世界最大のVR空間内フリマ「バーチャルマーケット」の支援プロジェクト。

募集は400スペース、最前線のクリエーターが作る6つの『ワールド』をまたがる巨大イベントで、 2019 年 3 ⽉ 8 ⽇、9 ⽇、10 ⽇ の3日間にわたって開催予定。

主催は動く城のフィオさん、 副主催は水菜さんで、 さまざまな企業の協賛を得ている。

資金は

・運営費用
・リターン品(オリジナルグッズ)の制作費用
・プロモーション費用

に利用される予定で、スタッフ・クリエイターに報いるための姿勢が明確なのが特徴。30名ほどのスタッフが半年以上前から準備をしているということを考えると……どれだけ熱量が高く、想いが深いかがわかるはず。

プロジェクト公開から4時間ほど、2月8日23時10分現在で204万円以上を集めていて、その注目度の高さがうかがえます。

クラウドファンディングは3月15日まで受付予定。

プロジェクトページ

https://camp-fire.jp/projects/view/121151

最後に

成功事例中心で紹介したので景気が良い話が多いように見えますが、実際には全く資金が集まっていないプロジェクトも数多くあります。クラウドファンディングの参加には会員登録やクレジットカードの登録などの手間がかかるため、募金感覚でお金を投げるのも難しいのがポイントになります。

小額であってもお金を集めるのは困難で、支援する人の目線で向き合う姿勢が問われる部分があるのです。リターンの遅れなどからトラブルに発展するケースもあり、出資してくれた人と向き合い、しっかりと説明する姿勢も問われます。

一方で、アイディア次第で応用も可能で、リアルイベントの開催資金新しいジャンルのコンテンツ作りのための資金など用途は更に広がっていく可能性も秘めているのです。

結果が面白くなるという信用や確信さえあれば「人の金で焼肉が食べたい」など、Vtuberである必要があるの?というクラウドファンディングが成立する余地もあったりします。頭をやわらかくしてみると新しいコンテンツが出来るかもしれません。


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